こんにちは~
ちょうど先週のことですが、2つのコンクールに初挑戦した我が生徒ちゃんたちです。
このコンクールに向けて 皆 よくがんばってくれていました。
1週間経って だいぶ落ち着いてきた感じです。
予選で賞を頂く事ができた子 ← おめでとう
予選通過できた子 ← おめでとう
惜しくも残念な結果になってしまった子…
様々な結果になりましたが、子ども達も保護者の方も私も、とても勉強になり、良い経験をさせていただきました。
どのコンクールでも一瞬の付け焼刃では、どうにもならないものばかり。
そして、どんな曲を弾くときも練習では、気をつけ、自分の音を聴き、確認し、楽しんでいなければ、人前で弾くときに自然にできるものではありません。
今回のコンクールでも、それらを再確認できたことが私の収穫でした。
ありがとうございます。
私の教室では、私のほうから積極的にコンクールに出場するように勧めている事はありません。
「こんなのがあるよ…」とパンフレットを渡すぐらいで、
生徒さん自身が「挑戦してみたい~」「出る!」と希望した子にだけ、コンクールに向けてのレッスンをしています。
音楽を「競争」と、捉えていいものかどうか、
毎回、悩みますが、これから大人に向かって社会に出て行くべく、成長していく中で、
競争は付き物!
人と比べられて、人は成長していくのだという事を子ども達自身、学んでいくものだと思います。
ただ、音楽はスポーツのように、はっきりとタイムや、ヒットやシュートの数で結果が出るのではなく、審査員の判断によって勝敗が決められるという、かなり主観的な要素が入ってきます。
と言っても、テクニックは、もちろんの事、ワルツやマーチなどのスタイルや、
作曲家の年代に合わせた音色…
楽譜上に書かれていないメッセージなどを読み解き、
基礎的なものをしっかり捉えた上で、いかに自分自身がイメージしたものを伝えられるか・・
どれだけ、その子が、その曲に取り組んできたか・・。
時間だけではなくて、頭の中での考え・思いが重要になってくると思います。
ただ、子どもの成長の度合いは、身体的、精神的に、千差万別です。
だから、一人ひとりの個性を大事に、焦らず成長を見守っていき、レッスンをさせていただいています。
そういう事を踏まえつつ、また来年に向かって…と言いたいところですが
まずは、今 目の前にある課題を一つずつクリアーにして楽しく、頑張っていきましょう!!