昨日のレッスンで、思いもかけない座り方でピアノを弾きだしたS君。
怒るとか注意するとかではなく…
よくよくS君を観察してみるとふざけている訳でもなさそうだし…
むしろ顔つきは真剣だったり。
確かにずっと気になっていた、椅子の高さ!!
(写真を撮るのを忘れましたので、参考写真です) ピアノと譜面台、椅子のバランスが小さな生徒にとって高すぎて、
見にくく肘や手首もさがり、指を鍵盤に引っ掛けているように弾いてたり、当然足は、ブラブラで、重心がグラグラ!!
だから、レッスンの際には、私の膝の上に座ってもらい、抱っこ状態でレッスンをしていたのですが…
コレが弾きやすく 目の高さが高くなって譜面が見やすいのでしょうね。
そして、この状態を覚えていたS君の皮肉の策なのだと思います。
本来は、ピアノを弾く人の体型にあわて、椅子の高さを調整できるものを用意していただくのですが、
なかなか高低差のできる椅子をお持ちでないご家庭が ここ最近多いのには、驚かされます。
けど…
ピアノを弾く時は正しい姿勢で・・・と思ってやきもきしているより、ご家庭でその子にあった策を考えていただくのも、ありですね。
そんなアイデアをあたたかく応援していこうと思います。
もし、アイデアでも通用できない場合は、なるべく高低差のできる椅子をご用意していただきたいとも思いますね。