先週から2学期がスタートした生徒ちゃんたち。
まだ夏休みの気分から抜け出せず、幼稚園や学校生活が始まったのに何となく、『ダラダラ』『ボーっ』としてしまい、お稽古にも身が入らない子が多いです。
来週くらいには、ペースを戻してくれるといいのですが…
ピアノというものは、数ある子どものお稽古ごとの中でも
レッスンに通う時間以外にも、練習を必要とする(できれば毎日)
特殊なお稽古事と言えると思います。
『ピアノの練習したの~?』
『したよ~!』
きっと、ピアノを習っているご家庭では日々こんな会話が交わされているのではありませんか?
そして、子供たちが『したよ!』と答えたら
『そう!』で、終わることがほとんどでは?
でも、実際は子供たちが練習”した” か、”しなかった” かの先にあります。
”それで・・・どんな練習をしたの?”
という『質』がとても重要なんです。
そのことを、子どもたちが理解することが大切なのですが…
この『質』ということがわかるには、やはり小学生でいうと早くて3年生くらいになってしまいます。
なので私の教室では、レッスン連絡帳を渡し
今日のピアノレッスンについて、簡単なポイントを書いて渡しています。
まだ字が読めない、書けない生徒ちゃんたちでも、
それを保護者の方が、目を通してくださっていればいいのですが・・・
皆さんお忙しいので、手が回らないという状況でしょうか。
私も二人の子どもがいますから、それもよくわかります。
でも、やっぱり、今どんな曲を、どんなふうに弾いているのか
いつも把握しておいてほしいというのが、指導者としての本音です。
そうしたら、どうしたら、気にかけてもらえるだろうか…と
先日 知り合いの先生から、『生徒管理』について急遽 話し合い勉強会をしていただきました。
実は、生徒さんの宿題や毎日の管理をデジタル化できるというのです。
今はペーパレスの時代ということもあって、すべてパソコンや携帯で管理できる ものすごい優れたアプリがあることにびっくりしました。
今後入出金管理もできるようになると、もっと魅力的で、実現に向けて待ち遠しいです。
でも!!
1つ気になったことが・・・
これだと、生徒ちゃんが受け身になってしまうということ。
子どもたちの自主性を!と呼び掛けていきたいことが逆になってしまうのでは、ないかと…
もちろん私も、レッスンが終わってから、すぐに入力することも不可能だと思うし、一日の終わりに一人ひとり思い出しながら
入力することも、かなりの負担なような気がします。
だからと言ってレッスン時間内にパパッと入力することが求められても、30分という貴重なレッスン時間に支障がないようにできるか?
などなど色々と頭で考えていても仕方がないので
とりあえず、教室内で3名程度でモニターさんになって頂こうとおもいます。
但し当面は、レッスン連絡帳も並行してということでお願いします。
お家での練習を強いられるピアノのお稽古‼
レッスン内容を保護者の方にいつも気にかけていただくことで
上達が早くなることは間違いありません。
そして、どのお子さんもピアノが楽しくなるように応援していきたいです。